東北大学病院でシステム(電子カルテ)障害

新年早々(というか新年早々だからか)、東北大学病院でシステム障害が発生しました。2020年最初の外来診察日6日に発生し診察に影響が出たものの、7日には通常診察に戻ったようです。東北大学病院のお知らせがあります。

年末年始にシステム更新

東北大学病院では年始にシステムを更新していました。この年末年始は休みの並びがよかったので、システム更新を実施した病院も多かったようです。近くの大学病院も実施していました。外来診察最初の日にトラブルが発生しているので、何か考慮漏れでもあったのでしょうか。

といっても、東北大学病院は、バージョンこそ違え同じシステムへの更新のはず。大学病院なので純粋なパッケージ版とは違うのでしょうが、ニュースになるほどのトラブルを発生させるとは。近くの大学病院も東北大学病院と同様の更新でしたが、トラブルの話は聞きませんでした。

更新に合わせて新規に導入した機能のナニカなのか、それともデータ移行をトラブったか、単純にマスタの設定間違っていたのか… と気になるところです。

私がいるところも今年はシステム更新か

私がいる法人の電子カルテは稼働して丸6年… まもなく7年目に入ります。来年度の中頃には更新作業に入ることになるでしょう。富士通のままであればEGMAIN-GXからEGMAIN-GXへの更新になります。上述の “近くの大学病院" も同様の更新でした。…ん? こう記すと東北大学病院もどこかわかるな(苦笑)。

この更新であれば、電子カルテの機能や使い方が大きく変わらないので、更新に伴う現場の負担は少なくてすみます。もちろん、私たち情報システム部門の負担も少ないでしょう。

しかし、富士通に危機感を持ってもらうためにも他ベンダーに声をかけようかな。"電子カルテ導入時にかなり安価にしたので、今回の更新費用が高く思われてしまう" なんてことを言ってるようなので。