徳島市民病院でポータブルハードディスクを紛失

徳島市民病院で患者情報の入ったハードディスクの行方がわからなくなっているようです。徳島市民病院からのお知らせは 患者情報の入ったポータブルハードディスク(HD)の紛失について

ハードディスクに保存されていた内容

発表資料(PDFファイル)によると、ハードディスクに保存されていた内容は以下のもの。

平成30年6月1日~8月24日までの婦人科腹腔鏡下手術を受けられた患者さん37件の腹腔鏡下手術での腹腔内の手術録画が入っております。その内の23人はID、氏名、生年月日、住所、診療科、入院日が記載された用紙(診断名、治療などの病歴や診療情報は全く記載されておりません)の画像

術中の録画映像のようです。ちなみに最近は学術的な理由(?)だけでなく、さまざまな理由で術中の映像を録っておくことがあります。

やはり警察への届はためらうものなのだろうか… きっとそうだろう

発表資料には、紛失に気付いたのは8月27日の手術終了後、その後下記の調査を行っています。

紛失HDが最後に使われた日から紛失が判明した日までに手術室エリアに入室した院内職員および外部からの入室許可者、総数194人を対象に聞き取り調査を行い、また、置き忘れ等の可能性も考えて、手術室エリア内や関係する部屋の捜索を複数回行いましたが、紛失したHDは発見されませんでした。

これによると、保管をしているのは手術室エリア内だけど、使うのは必ずしも手術室エリアとは限らないようですね。婦人科の病棟だったり、ひょっとしたら(婦人科医師がいる)医局でも使われたりしてたのかな。

この調査にどれだけの時間がかかったのかはわかりませんが、警察に被害届を出したのは10月31日。2カ月もの時間が経っています。8月にUSBメモリを紛失した富山市民病院は20日でした。それでも「結構時間がかかるな」と感じたのですが、2カ月か… やはり「被害届を出す」というのは、いろいろと議論があるのかもしれません。

術中の動画なんかはファイルサイズも大きいのでネットワーク経由でファイルサーバで保管して利用というのもナカナカどうかとも感じます。そういった面でポータブルなハードディスクを利用することも少なくありません。

管理をどうするか、あらためて考えてみる必要があります。