科学的介護情報システム”LIFE”稼働

新型コロナウイルスワクチンの接種に関する希望調査がありました。私は接種を希望しないと回答… 私がいる部署では接種希望者は半数でした。

さて、この4月からLIFEが稼働します。これまでのCHASEとVISITのデータベース統合にあわせて名前をLIFE(Long-term care Information system For Evidence)としました。

科学的介護推進体制加算

4月の介護報酬改定でこのLIFEへデータ提供をすること等により加算をとることができます。利用者の基本情報、ADLや栄養状態、口腔状態、認知症などのデータを送ります。前文でデータ提供すること"等"と記したのは、データ提供だけでなく、LIFEからフィードバックされる情報を"活用"してPDCAを回す必要があります。

と、概要はわかっているのですが、詳細についてはまだよくわかっていません。事務方(システム担当)の私はともかく、現場もイマイチわからないみたい。LIFEにデータ提出するためにはアカウントなど取得する必要があると思うのですが、現場はそれも認識していなかったようで(苦笑)。どうするのかな?

改定対応バージョンでシステムは対応せず

そんなLIFEへのデータ提出ですが、私がいる法人で使っている介護情報システムでは4月改定対応バージョンではLIFEに対する機能は何も追加されないみたい。もっというと、今後もLIFEに対する機能改修は未定みたい。ほのぼのとかは対応するようですが、そのあたりの差は仕方ないか。

といっても、現場がLIFEに提出するデータをシステムに登録しているとは必ずしもいえない(苦笑)。特に通所介護事業所なんかは、完全に請求にしかつかってないもんな(苦笑^2)。そういう事業所が少なくないから、ベンダーさんも対応未定なのかもしれない。

来月からバージョンアップか

介護報酬改定に絡んで使っているシステムは、来月バージョンアップ、再来月にもう一度バージョンアップがあるでしょう。願うのはデグレがないことはもちろん、緊急修正パッチなどがでないこと。ドタバタすることなく過ごしたいものです。