医事会計システムの”税率変更対応”

これまでに記しているように、私がいる法人では富士通の電子カルテ(egmain-gx)を使っています。当然(?)、医事会計システムも富士通なわけで、HOPE X/Wを使っています。

このページはそのHOPE X-Wの税率変更対応の話。

10月に消費税が10%に、おまけに軽減税率も

今さらあらためて記すまでもありませんが、10月から消費税の税率が10%にあがります。病院といえども、普通に消費税をとっているものもあるのでアタリがあるわけで… システム対応が行われます。

消費税の税率がかわることなんていうのは考えられることです。実際、これまでも変わって(上がって)きています。そのため、税率変更だけであれば保守範囲内で対応が当然と考えていたのですが、今回は軽減税率なんてものがあります。

ということは、改元対応のときみたいに法外な(言い過ぎ?)費用がかかるのではないかと考えていました。

そう、軽減税率ははじめてなので

そう、日本では軽減税率なんてものははじめてのこと。改元についてはこれまでもあったことなので、なぜパッケージが適切な対応をしていないのかと感じたのですが、軽減税率についてははじめてのものなので考慮してなくても仕方がない。結果、ある程度コストが発生するだろうと考えていました。

病院によっては軽減税率8%を使わないところもあるでしょう(私のところもそう)。そのため、使わないにもかかわらず費用がかかるのかという考え方もあると思いますが、パッケージとして対応するのであればその負担は仕方がないと思っていました。

予想に反して保守内で対応に

そんなわけでどれくらいの見積がやってくるのだろうと思ってたのですが、結論を記すと保守内で対応ということに。パッケージの改修費用はもちろん、デリバリーのためのフィールドSEの費用も保守内で対応となりました。通常のリビジョンアップと同様です。

上に記したように、私は今回の(軽減税率を含む)税率変更の保守外対応は仕方がないと考えていました。それが予想に反して保守内対応に。私のところでは軽減税率8%のものがないということでそうなったのかなと。

しかし利用の達人を見ていると、いろいろあるようです。契約している保守内容の違いもあるのでしょうが、このあたりは富士通内で統一されていないのかもしれません。