大阪市大病院でUSBメモリ紛失

大阪市立大学医学部附属病院で個人情報が入ったUSBメモリを紛失しました。1月29日に病院から発表された資料がこちら 個人情報が含まれたUSBメモリの紛失について

しかし西尾市民病院の資料以上によくわからないので、朝日新聞の記事がこちら 大阪市大病院の医師3人 患者情報のUSBメモリー紛失

USBメモリには患者11名の個人情報

病院の発表資料には"患者11名分の個人情報"としかないのですが、朝日新聞記事によると氏名やCT画像とのことです。学会発表のスライドをつくるために保存していたのでしょうか。

PACSから画像をとるときにはこういった用途のために名前などの個人情報がない画像を出す機能があったりするのですが、別で氏名を書かれたらどうしようもありません。やはり個々の意識が大切なのですが、なかなか難しい。

USBメモリ3本で患者11名分

病院の発表資料を読むと、紛失したUSBメモリは1本でその中に患者11名分の個人情報が入っていたように読めるのですが、朝日新聞記事を読むとそうでないことがわかります。

1月21日に患者6名の個人情報が入ったUSBメモリ1本を医師が紛失、同月25日に別の医師2人が2本紛失していたことがわかったようです。21日に紛失したことを報告した医師がいて、その後院内で確認するよう通達がでて、25日に報告があったという感じでしょうか。

25日に紛失したことを報告した医師は、紛失したことに気づいていなかったのではなく、紛失していたことに気がついていたけど報告をするという意識がなかったのかもしれません。

やはり個々の意識が大切です。